昨日16日の衆参の本会議で鳩山由紀夫民主党代表が内閣総理大臣に指名され、その日のうちに鳩山内閣が発足した。いよいよ民主党政権が始動する。
報道各社が内閣の顔ぶれについてコメントを求めて部屋を訪ねてきた。諸先輩が大臣に就いた内閣について批評をするほど私はうぬぼれていない。ただ、野党の国会議員であっただけに、テレビによく顔を出す一部の国会議員を除き国民にはなじみが薄い大臣が多いのではないだろうか。といって、国民受けをする著名な議員を優先的に閣僚に選んではいけない。鳩山首相の選択を信じて政府を支えていくことが私たち民主党国会議員にとっては大切なことだと思う。
さて、私は個人的には大臣よりも副大臣と政務官に関心がある。というのは、従来の自民党内閣では副大臣や政務官はあまり表に出てこなかった。また、国会での演説や答弁は官僚が作成していたことは周知の事実である。しかし、鳩山内閣では脱官僚政治をかかげ、政治家主導で副大臣や政務官が政策をとりまとめ、答弁原稿を作ることになるだろう。委員会での質問取りも従来のように官僚任せではなく、政務官が中心になるようだ。そうなると大臣も大事だが副大臣と政務官の役割が重要になる。副大臣と政務官は従来と比べて仕事も忙しくなるだろう。きっと地元に戻る機会はめっきり減ってしまうに違いない。
また、鳩山首相は副大臣や政務官の選出は各大臣に任せ、チームで省庁を取り仕切ることを前提としているとのことだ。チーム内の活発な討議と調整、合意形成が求められる。専門性だけで副大臣や政務官を選ぶと、個人の主張が前面に出すぎて、スムーズなチーム運営ができにくくなる恐れもある。しかし、お友だち度でチームを作ってしまっては、馴れあいを生みやすい。一歩引いて眺めてみると、大臣が何を優先して副大臣や政務官を選ぶのか、何を基準に選ぶのかたいへん興味深い。
このように内閣の評価は、大臣だけではなく、これまでは見えにくかった副大臣や政務官にまで及ぶことになるだろう。鳩山内閣の成否は、意外と大臣ではなく副大臣と政務官かもしれない。(2009年9月17日)
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2009年09月17日
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