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2004年12月28日

vol.007

2004年の重大ニュース(独断と偏見のロング・バージョン)

 2004年も残すところ今日を入れてあと4日。今回は、2004年を振り返って、私なりの重大のニュースについてコメントします。

【多発した自然災害】
 今年を表す漢字に『災』が選ばれました。大型台風、新潟県中越地震などにより全国各地が甚大な被害に見舞われました。静岡県においても台風22号や12月5日の強風などにより、たいへんな被害が発生しました。
海外でも米国フロリダ州を数回にわたって襲ったハリケーン、そしてつい2日前の26日にはインド洋沿岸地域に死者・不明者2万人を超える被害をもたらしたスマトラ島沖地震など、世界的にみても自然災害の年となってしまいました。
被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。地球温暖化の影響もあり、台風は避けて通ることができない状況ではありますが、是非とも来年は、自然災害がない年になることを祈るとともに、「災いが転じて福となる」ことを期待します。まずは、最低限の備えをしておきましょう。

【明るい話題のスポーツ界】
 一方、明るい話題といえば、なんと言ってもイチロー選手が世界の舞台で金字塔を打ち立てたことやアテネ・オリンピックやパラリンピックで日本選手団が大活躍をしたことを挙げることができます。若者たちもやってくれるじゃないかと思う一方で、40歳を超える山本選手のメダル獲得に「おじさんもまだまだがんばれる」と希望を抱いた方々もいらっしゃったのではないでしょうか。
 また、近鉄とオリックスの合併に端を発したプロ野球球団の再編も、新たに楽天球団が創設され、ソフトバンクがダイエーを支援する形で新生ホークス球団ができました。今後のプロ野球界の活性化に貢献してくれることになることは喜ばしいことと思います。これこそ、「災い転じて福となす」に当てはまるのではないでしょうか。

【目が離せない朝鮮半島】
 また、『冬のソナタ』に代表される“韓流”も、今年を表す言葉として注目を浴びました。大井川鉄道の寸又峡温泉では観光商品として『冬のスマタ』が登場し、韓流もここまで来たかという感じです。日本文化を韓国に輸出するよりも早く、しかも一気に韓国文化が日本に流入しました。  
しかし、韓国のお隣の北朝鮮については、何をかいわんやという感じです。もはや我々の常識では想像がつかない回答を平然と出してくる人たちとは、まともな話し合いは行えないという懸念や怒りがさらに強くなった年でした。来年も色々な意味で朝鮮半島から目を離せない年になりそうです。

【藤本祐司が選んだ今年のトップニュース】
 数ある出来事の中で、独断と偏見で今年の重大ニュースのトップ1をあえて選ぶとすると、私はこの出来事を選びます。その出来事とは、1980年代から90年代にかけて業界の牽引してきた企業が、軒並み業績不振やその他の不正行為で、合併、売却、産業再生機構等からの支援など、自立・再生の道が閉ざされたことです。今の社会を反映している出来事だと思います。ダイエー、コクドや西武鉄道、ミサワホーム、大京、UFJ銀行、三井物産など枚挙に暇がありませんでした。私は、これらの原因は、おおよそ2つの点に集約されると思っています。
 それは、リーダーシップのあり方が時代の変化に追いついていけなかったことと、成功体験が障害となってしまったことの2点です。
 もはや一人の経営センスだけでは多様なマーケット(社会)に対応できません。カリスマ性を持ったたった一人では、多様化した国民の価値観に対応できるはずはありません。創業者の強いリーダーシップだけに依存する体質が風通しの悪さを招き、リーダーは裸の王様化してしまい、マーケットに最も近い現場の声がトップに届かなくなってしまったことが 大きな原因です。今年は、カリスマ性の高いリーダーによる経営が終焉を迎えた年だったように思えます。
また、いつまでも成功体験に依存しているために、新しい時代の潮流を認めず、失敗につながってしまいました。過去の成功体験は参考にはなるものの、そのまま活用するには、あまりにも今の時代はスピーディに変化しています。時として、成功体験は邪魔になります。過去の成功体験に基づいた判断こそが正解であると信じ、誰も何も疑問を持たずに経営を進めてしまった結果が、今日の結果に結びついたのです。
価値観多様の時代のリーダーは、マーケットはもとより、そのマーケットと直面する現場の声に耳を傾け、多面的な判断をすることが必要です。ともすると、リーダーは強くなければならないと思いがちです。しかし、今求められているリーダーは、むしろ他人の意見をしっかり聞く、聞き上手であるのかもしれません。もちろん、決断力は必要です。今の時代はドッグイヤーといわれ、もの凄いスピードで時代が動いています。決断に時間をかけていては、気がついたときには、時代遅れになっていることが想定できます。かといって、拙速は禁物です。そして、成功体験よりも改革、革新に常にトライできるガバナンスが成功を維持することにつながります。
政治も企業ガバナンスと同様だと思います。今の時代が要請しているのは、素直に多くの方々の意見に耳を傾ける人がリーダーであって、自分の下にイエス・パーソンがいる強い上司ではありません。つまり、求められるリーダー像は、強い親父ではなく、頼りになる兄貴のような存在であるのではないでしょうか。もっとも、そのリーダーは八方美人であってはいけないし、自らの意見はしっかりと持っていなければならないことは、自明のことです。
その時代時代によって、リーダーの理想像は変わります。10年前素晴らしかったリーダーが今も適任であるとは言えません。今年、多くの企業の倒産、合併がありました。こうした状況をみるにつけ、2005年は、政治のリーダーとして今誰が適任かをじっくり考えてみる年になるのではないでしょうか。

そろそろ、2005年の足音が聞こえてくるまで年の瀬が押し迫ってきました。残り少ない2004年ですが、充実した4日間をお過ごしください。少々長〜くなってしまいましたが、今年の締め括りということでご容赦願います。それでは、皆様、良いお年をお迎えください。

【追伸】
そうそう、今年の重大ニュースで忘れてはいけないことがありました。参議院議員選挙です。私の当選もそうですが、民主党の躍進、これを忘れていては、年を越せません。
来年も、民主党、そして、民主党静岡県連の議員に暖かいご支援とご指導をよろしくお願いいたします。
posted by 藤本祐司事務所 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのホンネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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