【補正予算が成立】
予算委員会の第一弾が終了しました。第一弾は、主に昨年の相次ぐ自然災害の復旧・復興に関する補正予算関連でした。予算は、政権与党の意思や政策を反映するものです。そのため、政府から示された予算に全面的に賛成することは、政府や政権与党の理念や政策にも賛成することと同じ意味を持つことになります。つまり、野党である民主党が賛成することは基本的にはあり得ないことです。
また、今回の補正予算は、内容的にみて被災者支援策が十分ではないし、旧来型の公共事業がどさくさ紛れに滑り込ませてあったり、詳細をみると首を傾げたくなる項目も含まれていたことは事実です。
しかし、被災者の方々が一刻も早く安心して暮らせるようにしなければならないことも事実です。そこで、異例ではありますが、民主党としても今回政府提案の補正予算案に対して賛成しました。本日の参議院予算委員会で採決された後、夕方17:25から本会議が開かれ、そこで補正予算が成立しました。
【予算委員会裏話】
さて、予算委員会の場合、予算に関係があれば何でも審議の対象になります。色々な政策を実施する際は、その実行予算が必要になるからです。一方、その他の委員会では審議内容に制約があり、何でも質疑できるかと言えば、そうではありません。
例えば、私が所属する総務委員会は、行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関して審議することが定められています。NHKは総務省が所管しているため、審議対象となります。また、法案審議の場合、審議する法案と何らかの関係がある質問に限定されます。例えば、NHK決算を審議するべき時に全く無関係の地方税のことを質問することは原則できません。ただ、無理矢理でも関連性を示せば質問できるケースもあります。NHKの決算審議の時にNHKの経営体質に踏み込み、民営化論議と絡めて郵政改革の質問をするとか、NHKの官僚体質を指摘したうえで公務員制度について質問を転換していくことは可能ではあります。ただ、答弁側から、事前の質問通告の際にやんわりと拒否されることもあるようです(※「質問通告」については、12月24日のホンネ・コメントvol.006を参照)。
また、予算委員会が開催される第一委員会室は、他の委員会と違って議事堂内本館にあります。他の委員会室は参議院分館にある点も異なります。
さらに特別なこととして、予算委員会はテレビ中継されます。すべてがテレビ中継されるわけではありませんが、全閣僚が出席する総括質疑の際は基本的にはテレビ中継されます。そのため、場を盛り上げ、質問者が張り切るように、予算委員会のメンバー以外の議員も応援に行きます。議員傍聴席が設置してあり、そこで激励の言葉や拍手をしたり、野次をとばしたりするための応援です。
私は基本的には野次は言いません。ただ、今回の本会議や予算委員会の小泉総理のように、あまりにも人を馬鹿にしたような答弁の場合、正直言って思わず大声で文句を言いたくなることはあります。時には誰に対する野次かわからない時もありますが、野次で質問者が元気になるということもあるようです。野次にも効用もあることは確かなようです。
予算委員会に配属されていない新人議員が予算委員会で質問することは、まずないでしょう。ましてや、テレビ中継の時に質問に立つことは、ほぼないと思います。テレビに映るとしたら、テレビカメラが議員傍聴席を映した時にちょっと顔が出るくらいだと思います。その可能性は比較的高いと思いますので、テレビ中継がある時の国会を観てください。
2005年02月01日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/25264781
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/25264781
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック


