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2005年02月16日

vol.013:お客様第一の交通サービス

静岡県第6区の渡辺周衆議院議員のウェブサイトに『スーパービュー踊り子号』についての記事が紹介されていました(2月9日付け)。伊豆日日新聞に掲載されたもののようです(私のウェブサイトのリンクから渡辺周さんのサイトにアクセスした後にこのホンネ・コメントをお読み頂けると、より理解しやすくなります)。
渡辺周さんがいうように予め指定券を購入していないと乗車できないというのも不便ですが、交通機関の接続の悪さも観光客にとって大きな問題です。下田から帰る際、伊豆急行、伊東線、新幹線の連絡がもう少し良ければ、時間効率が良いのにとたびたび思います。
下田から東京に戻るときのことです。乗った列車が伊東駅止まりだったので、伊東駅で伊東線に乗り換えて熱海に行きました。熱海に到着する時間と東京行きの新幹線が発車する時間が同時刻だったため、当然、その新幹線には間に合いませんでした。伊東駅での待ち時間がおよそ10分。そして、熱海での新幹線の待ち時間が約30分。もし、下田から熱海まで伊東駅での乗り換えなしの直行、あるいは伊東駅での待ち時間が5分程度であれば、私は1つ前の新幹線に乗車できたはずです。確かに列車のタイムテーブルを作るのは、単純に見えても実はたいへん複雑な作業です。単線の場合、上下線のすれ違いも考慮しなければならず、素人が考えるほどは単純ではありません。しかし、もう少しなんとかならないかといつも考えてしまいます。
ちなみに、伊東と下田間は伊豆急行、伊東・熱海間はJR東日本(在来線)、東海道新幹線はJR東海と会社が3つに分かれています。会社が異なることが接続の悪さにつながっているのでしょう。それぞれ他社に対して意地悪をしているわけはないとは思いますが、情報連携の悪さが交通連携を阻害しているように思えてなりません。交通事業は単なる輸送事業ではなく今やホスピタリティ業です。お客様第一で、3者が相互協力をして欲しいと思います。
もちろん、このような例は伊豆に限ったことではなく、実は全国各地で頻繁に起きています。観光旅行に対する不満の1番は、交通機関に関するものです。中でも渋滞に対する不満が圧倒的ですが、次いで、「交通機関相互の連絡が悪い」「指定券の購入が困難」と続きます。このような観光客の声に配慮して、交通ネットワークや交通サービスを考えていかなければなりません。
しかし、いくら交通ネットワークを整備すべきと言っても、ただ交通網を作りさえすれば問題が解決するわけではありません。交通網を作ると、かえって観光客による消費が減る場合もあります。滞在型から通過型へ、宿泊型から日帰り型へと変化するからです。交通が便利になると観光客が増え、消費活動が活発になるというのは、実は一種の神話です。この交通の神話性について書き出すと、とっても長くなってしまいます。そんな訳で、これについては次回以降に回すことにします。
posted by 藤本祐司事務所 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのホンネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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