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2005年08月08日

vol.034:何が何だかわからない

きょうのショート・トークにも書いた通り、郵政関連6法案が参院本会議で否決され、廃案となった。衆院ではわずか5票差といえ可決されたが、参院では17票差と想定よりも大差で否決された。そして、可決された衆院を解散するという。道理で考えれば、全く理解できない。しかし、郵政関連法案の信を国民に問うという気持ちは、正直言って理解できないではない。再度国民に郵政民営化の賛否を聞き、自民党と公明党が勝利することになれば、再び郵政民営化を進める大義は立つ。それ故の総選挙であるという理屈である。そうなると、反対した自民党議員を公認することは矛盾する。棄権・欠席議員については、再度意見を聞いて、民営化賛成者は公認し、反対あるいは保留者は公認しないのが筋だろう。

 また、政治の空白を作るから解散はいけないという言い分にも理解に苦しむ。解散はどんな時期にやっても政治的空白を作る。また、5月の連休後、郵政関連法案だけしか審議していないことは、既に政治空白を招いていることと等しい。私が所属する総務委員会では、4法案と3カ年分のNHK決算が放置されたままである。与党が郵政審議に特別委員会を設置することを主張して、それが多数決で通ったことが原因である。民主党をはじめとする野党は、郵政関連法案は総務委員会で審議することを求めた。郵政担当大臣のほか、総務大臣や財務大臣が特別委員会に出席するため、その所管委員会が開催できない。そのため、法案審議もできなくなったのである。

 それにしても、前回のホンネ・コメントに書いた通り、審議をすればするほど疑問点が増幅する郵政関連法案。法案の中身もよくわからないが、その進め方、採決後の解散といった流れも、全くよくわからない。本当に、何が何だかわからない、郵政法案であった。

 いよいよ総選挙である。一昨年の11月9日の選挙からわずか1年10ヶ月弱といった短い任期であった。民主党は、1つでも多くの議席を獲得するために、真夏の戦いに挑戦する。政権交代の実現は、もう目の前である。
posted by 藤本祐司事務所 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのホンネ
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