参議院議員になって間もない昨年の今の時期には、臨時国会が開かれていた。私もその臨時国会では10月29日に初めての質問に立った。今年はというと、総選挙直後に特別国会が開かれ、その特別国会は11月1日(火)に閉会した。昨年の臨時国会は、12月に入ってから閉会したため、閉会とともに年末の気分となったが、今年は年末までまだまだ日がある。なんとなく変な感じだ。
さて、通常国会が始まる1月20日頃(日程は決まっていないが、例年のことを考えるとおそらく1月20日頃に通常国会が始まるのではないかと想定できる)までの約2ヶ月半は、私のような新人議員は、国会に来なくても済むのかと思っていた。ところが、この閉会中にもたくさんの仕事があるようだ。
まずは、民主党が行財政改革の柱として既に取り組んできた約400兆円(重複分を除いて約200兆円)の特別会計の見直しに着手するための要員に借り出された。政府の予算は、約80兆円の一般会計とは別に31の特別会計がある。その特別会計は、使い道が決まっており、一般会計と比べて監視が行き届かない。構造的にも複雑で外部からもわかりにくく、無駄な事業の温床となっている。民主党の指摘を受けて、政府も見直しに取りかかっている。
また、毎年末には政府は予算案を作成する。民主党も独自案を策定する。政府は約33万人の官僚をバックに予算案を策定しており、与党はそれを承認するだけである。一方、民主党は独自の政策をベースに予算案を策定するが、その作業は国会議員自らが行う。民主党国会議員数約200名の知恵と33万人の官僚の知恵との戦いである。それ故、全く同レベルの予算を作ろうというのは、さすがに無理がある。民主党としては、重点的に取り組む政策や事業に関して予算を策定し、総額としてどの程度の予算額とすべきかという大枠を示す程度になると思う。まだ、最終的な方針が固まっていないが、人的側面や時間的側面から考えると、あくまでも個人的な意見としては、その程度になるような気がする。
私は、この予算の策定と特別会計見直しを担当することになった。予算調査会と決算行政監視調査会のメンバーに参加することになったのだ。そのため、おそらく12月中旬までは、会議やらヒアリング(省庁からの聞き取り)、さらには作業班として民主党案のたたき台を作成するために、週の半分は国会事務所に来なければならない。
閉会中は、静岡県内で多くの時間を過ごすことができると思っていたが、そんなわけで、少々当てが外れてしまった。もっとも、税金の使い方を正すことは、国会議員の重大な仕事の1つであるため、一所懸命に取り組むつもりである。政府案と是非比べてみて欲しい。
2005年11月08日
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