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2005年12月28日

vol.044:今年の貴重な体験

昨年7月に当選して1年5ヶ月が経った。あっという間という印象だが、色々なことがあった。特に9月の総選挙前後は、想定外の出来事ばかりだった。といっても、郵政民営化法案の審議の過程では、解散・総選挙は起こりうるとは感じていた。これは、想定内ではあった。想定外だったことは、通常国会が始まった今年当初、つまり郵政民営化法案の議論が始まったばかりのときは、まさか本件が原因で解散・総選挙になるとは思っていなかったことである。
さて、その郵政民営化の法案審査の特別委員会で、私は4回の質問に立った。実に良い経験をしたと思うし、勉強になった。いつもの委員会での質問とは雰囲気も異なるし、一種独特の緊張感を味わった。そして、その法案が本会議で否決された時は、なんとも言えない気分であった。自分の1票で政府案(与党案)が否決されるということは、滅多に経験できない。議席数では与党が勝っているため、わが国の政党政治下では政府案が多数決で否決される可能性は低い。
議席数が拮抗している場合は、今回のような緊張感ある政治が行われ、さらに良いことは、国民の多くの皆さんに関心を持って頂けることだ。逆に、議席数が大差の場合、審議も議決もやる前から決まっているため、緊張感に欠け、国民のみなさんも関心を持たなくなってしまう。その点、通常国会での郵政民営化法案の審査と議決は、ある意味歴史的出来事であり、そこに自身が議員として立ち会えたことは、貴重な経験であった。
しかし、その後がいけなかった。総選挙の結果を受けての特別国会での郵政民営化法案の審査と議決は、議席数の差から、緊張感を欠いたものだった。総選挙の前と後では、政治が正反対の方向に変わってしまったのだ。この結果を招いたのは、我々民主党のふがいなさと有権者のみなさんの判断が原因であることをしっかりと認識して、しばらく精進しなければならない。

次にNHK問題。ご承知のとおり、NHKは昨年からの不祥事で受信料収入がガタ落ち。なんと130万余件の未払い・不払いが生じた。未契約者を含めると、全世帯の3割近くが受信料を支払っていないことになる。
私はNHKの集中審議の質問に立った。その様子は、録画とは言え、テレビ放映された。そのテレビを観てくださった方々からいろいろなご意見を頂戴した。最も多かったのは、「藤本さんの隣に座っていたのは、蓮舫さんだよね。今度国会見学に行ったら、会わせてくれる?」という内容だった。それはそれとして、夜中にも関わらずテレビを観てくださったことは、大変うれしいことである。もちろん、質疑の内容を覚えてくれていた方も多数いてくれた。いずれにしても、ワイドショーではなく、審議の様子がノーカットでテレビ放映されたことは記念すべきことだ。
NHKの所管官庁の総務省のトップが麻生総務大臣から竹中大臣へと代わった後、このNHK改革が大きなテーマになった。おそらくNHK改革は、公務員制度改革と並び、来年早々にスタートする通常国会での総務委員会の大きな目玉になると想像できる。私の特別国会でのNHKへの質問が生きてくる可能性も高い。是非、みなさんには、NHK改革や放送と通信の融合問題等にも、関心を持っていただきたい。マス・メディアは、私たちの行動や考え方に大きな影響を与える。その点からも放送と通信等マス・メディアのあり方を考えることは、たいへん重要なことである。

さて、来年も、このホンネ・コメントをはじめ、ウェブサイトを可能な限り頻繁に更新していくつもりである。そのほか、ラジオ(FM-Hiという静岡市を中心の放送)やお馴染みの民主号外など、様々なメディアを活用して、情報発信していく予定である。 
今年1年、どうありがとうございました。良いお年をお迎えください。では、また、来年。
posted by 藤本祐司事務所 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのホンネ
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