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2006年07月11日

vol.064:参院選からちょうど2年が経過

 7月11日は、私にとっては忘れがたい日の1つだ。2年前の2004(平成16)年7月11日は参議院選挙投開票日であった。
私を除く全ての地方区選出議員は、当日のうちに当選確実の朗報を得た。一方、私はというと、日付が変わった翌12日の夜中の12時過ぎになって民放が当確を打った。NHKに至っては、開票率99%になってやっと当確を出した。最後の最後までどうなるかわからなかったのだろう。

 今だから言えるが、実は結果を待っている間も、それほどドキドキしていなかった。“まな板の上の鯉”状態だったからなのだろう。今さら、何もできないし、駄目なときは駄目だし、当選する時は当選するという、一種割り切った考えがあったからであろう。
 選挙に出ると決めた時、ある人から「落選した場合のことを考えていないのはおかしい。」と避難されたことがあった。きっと逃げ道を作っていると思ったのかもしれない。しかし、私は落選したときのことは一切考えていなかった。集中して戦っているときに、負けたら何をしようかと考える方が余程不謹慎だと私は思っていた。駄目な時は駄目だし、当選する時は当選すると覚悟していた。度胸があるといえば度胸があるのかもしれないし、生き方が下手だといえば下手なのかもしれない。
 綺麗ごとに聞こえるかもしれないが、私はただ日本の政治を変えたい、日本の政治の熟度を高めたいという思いから、参議院選挙に挑戦したのである。

 さて、その参議院議員選挙に当選して2年が経った。毎日がジレンマとの闘いでもある。政治家を身内に持つこともないため、政治家とはどんな行動をとるのか知らず、しかも20年もの間、政治とかけ離れた世界でサラリーマンとして生きてきた私にとって、政治家の行動が奇異に思えることがある。既存の政治家の行動を全て是認していては、政治は変わらないし、熟度は高まらないと思っている。これまでのプロの政治家を真似て、同じような行動や活動をしている方が、世間の評判を得やすいし、ストレスが少ないことはわかっている。ただ、既存の政治家と同じ行動をとるのであれば、私の代わりは他にもいるし、私よりも適任者もいるかもしれない。そんなジレンマとの闘いである。

 これまでとは違った方法や行動に挑戦しなければ、私の存在価値は薄くなるばかりであろう。私の1つ1つの行動は、全てがある意味実験だと割り切ることが重要だと考えている。藤本の行動が、他の政治家と違って違和感を感じて頂いたら、その行動は実験であり、その実験はある程度成功したと思って良いではないかと思う。
 実際、100%安心して勝てる選挙はない。選挙は水ものである。であれば、100%負ける選挙もない。そうであれば、なおさら残された任期の今後4年間を、自分の思い通りの方法でやってみることこそが、私の存在理由である。選挙から2年目の今日、こんなことを再確認した。
posted by 藤本祐司事務所 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのホンネ
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