神奈川16区と大阪9区の補欠選挙で、民主党は議席を奪うことができなかった。補欠選挙は総力戦である。事実上、民主党は、自民党と公明党の連合軍と戦った。議席を奪い返すことはできなかったものの、連合軍と戦った割には善戦したという評価もできる。当選した自民党議員と我が民主党候補者の得票数の差が、過去と比べると縮まったことや得票差が公明党票より少ないことなどから、善戦したという評価になるようだ。言い方を変えれば、自民党には勝利できる体力が民主党に備わったということである。
選挙のたびに議論になるが、二世や三世議員、官僚出身議員は批判の対象になる。二世や三世議員は選挙の時には地盤を引き継ぐという点では有利である。つまり、当選しやすい環境が整っていることは事実だ。ただ、それは政治家の資質とは別問題だ。政治家の徳と才が備わっていれば、二世だからといって批判されるものではない。ところが、親の七光りだけで議員になってしまう議員が目立つから、批判されるのだ。親以上の働きをして、批判されない議員が稀なのが困る。
また、官僚出身者については、官僚的な発想を持ったまま、あるいは官僚機構を肯定したまま政治家になる場合は、批判の対象となるのも当然だ。しかし、官僚を否定する覚悟で政治家になる場合は、その能力を生かす点では、むしろ政治家として才能を発揮してもらうことができる。ところが、最近もまだ官僚出身の政治家に、官僚の既得権を守ろうとする発言が目立つ。こんな官僚出身者には政治家になってもらいたくない。
神奈川16区は、まさにその三世議員(自民党)と官僚出身(民主党)の闘いであった。私は、回数にして6回、選挙区に入っただけに、結果は残念だった。
本日23日の参議院議員総会に我が党の後藤祐一さんが挨拶に来た。午後も各議員の部屋を回って来た。今回の敗戦の現実を見つめ、精進し、官僚としてのプライドを完全に捨て去ることができれば、次の総選挙では、必ず三世議員を破って当選を果たすことができると信じている。
2006年10月23日
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