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2007年06月21日

vol.083  「恐ろしい国、日本。」

 ハチャメチャな国会運営である。ご承知の通り、昨日(6月20日)、参議院本会議で「イラク復興支援特別措置法」と「教育関連3法」が与党の多数で可決成立した。
「イラク復興支援特措法」は、航空自衛隊が輸送・支援活動をさらに2年間できるようにする法律である。諸外国では軍の撤退が進んでいるにもかかわらず、日本は期限を延長した。しかも、参議院の外交防衛委員会で、たった11時間35分の審議時間しかかけずにこんなにも大事な法案をいとも簡単に強行採決した。
一方、「教育関連3法」も同様に総理入りで審議後、理事会の合意なしで、強行採決してしまった。なんと恐ろしいことであろう。

 さて、この2つの法律の委員会採決に際し、大きな問題があった。なんと、この採決に国会議員ではない“自民党職員”がかかわっていたことだ。新聞にも書かれていないことであるが、その概要を簡単に説明しよう。

 委員会室には、許可された者だけしか入れない。我々国会議員でさえ、委員会メンバーでなければ、傍聴席とその回りにしか立ち入ることはできない。しかし、その両採決の際、“自民党職員”がちゃっかり委員長席の横に居た。何をしていたか。採決を行うタイミングについて委員長に指示を出し、起立採決の際も大きな身振り手振りで与党議員に立ち上がるように促すジェスチャーをしていたのだ。私もこの様子を現場の委員会室でしっかり見ていた。疑いようのない事実である。つまり、委員長も与党議員も“自民党職員”の指示ですべて動いていたのだ。しかも、聞くところによると(これは確かめたわけではないが)、委員長のマイクのボリュームを上げていたのも、この自民党職員だったという話しもあるようだ。

 こんなことがあって良いはずがない。自民党国会議員は従順な『操り人形』である。質問は官僚が作り、採決は自民党職員が指示を出す。普段の行動は派閥に支配される。全く自分の意思がないようだ。こんな与党に本当に国政を任せて良いのか。こんな堕落した国会を変えるためには、やはり政権を変えてみることが早道だ。民主党が参院選に勝利することが、初めの一歩である。数さえ揃えばなんでもありの「恐ろしい国、日本」を作らないためにも、今度の参院選は本当に大切だ。(2007年6月21日)
posted by 藤本祐司事務所 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのホンネ
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