このコメントを書いているのは、6月28日の18:00。約1時間分前に内閣委員会が散会(終了)した。私は、本日の内閣委員会に午後から差し替えで出席していた。安倍総理が延長してでも実績づくりのためだけに成立させたがっていた国家公務員制度改革法案の審議である。我々から言わせると国営の「天下りバンク設置法案」である。
内閣委員会の委員長は民主党である。予定された質疑がすべて終わった段階で、自民党の理事から委員長に大して「採決」を促す声が上がった。民主党の理事を含めて場内で協議した後、藤原正司委員長が「本日はこれにて散会します」と宣言して、内閣委員会は終了した。つまり、採決はされなかった。
この後、自民党がどのような手を使ってくるかは定かではない。おそらく、明日の参院本会議で『中間報告』という手法を使ってくる可能性が高い。『中間報告」とは、委員会採決をしないまま、本会議でいきなり採決に持ち込む手法である。本会議で緊急動議を出し、多数決で議決されれば、手続きが進み、最終的には可決成立する。
委員会主義を取っている日本の国会で、この『中間報告』を頻発すると、国会軽視、国会冒涜と批判を受ける。しかし、今の安倍政権は、どうせ国民にはわからないだろうと、この手法をとったのだろう。強行採決よりも見た目が穏やかな『中間報告』である。皆さん、自民党の姑息な手に騙されないようにしてください。
2007年06月28日
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