民主党がこの臨時国会に提出した3本目の法案が、11月2日(金)の11:00から審議に入った。10月30日の「年金保険料流用禁止法案」、11月1日の「農業戸別所得補償法案」に引き続き、「被災者生活再建支援法の改正案」が参議院災害対策特別委員会で審議された。その改正案の発議者である私は、委員会での答弁者としての初体験をした。
民主党は本改正案を過去3回提出した。与党は、これまで数の論理で質疑にすら応じなかったが、参議院選挙で民主党が第一党になったお陰でやっと審議することになった。また、これまで民主党の考えに真っ向から反対していた与党も、同じような方向性の対案を衆議院に提出した。我々が提出した方が2週間早かった。与党も衆議院ではなく、参議院に法案を提出すれば、与党案と野党案を比較しながら質疑ができたのに残念だ。
委員会前日は、自民党2名、公明党1名、わが民主党1名と共産党1名の計5名からの質問通告を受け、答弁者4名が中心になって答弁書を作成した。打合せを終えたのは、夜10時。その後、それぞれが自分の担当箇所の最終チェックをして、私の場合、議員会館を引き上げたのは0時20分。「たいへんだったでしょ」と翌日多くの同僚議員に声をかけてもらったが、実はそれほどたいへんでもなかった。きっとUFJ総研時代に連日夜中まで仕事をすることに慣れていたからかもしれない。
さて、答弁書を前日にほぼ完璧に作成したため、当日の緊張感はさほどでもなかった。とはいえ、最初の2〜3問はやや緊張したことは否めない。しかし、その質問は身内のわが党からだったせいか助かった。答弁書を完全に作成していると、安心感はあるが、どうしても答弁書に頼ってしまい、原稿に目を落としがちになる。つまり、下向き加減になり、また原稿の棒読みになりがちだ。自分の言葉で答弁するためには、多少不完全な答弁書の方が良いという場合もあるようだ。
実際は、2人目の質問に入ったころには場の雰囲気に慣れてきたこともあり、途中からは原稿どおりではなく、自分の言葉で答弁することができるようになった。倣うより慣れろだ。
私が担当した「被災者生活再建支援法改正案」を、この臨時国会で成立させたいと考えている点は、与野党共通している。11月5日以降の修正協議如何では、民主党が今国会で提出した初の成立法案となる可能性もある。
それはそうと、「年金保険料流用禁止法案」は、11月2日の参議院本会議において、132対95で賛成多数で参議院を通過した。参議院選挙でわが党が第一党になった成果である。気分爽快であった。
(2007年11月2日)
2007年11月05日
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