臨時国会が延長されて5日が経った。延長してはみたものの、委員会が活発に開かれる様子が見られない。民主党は極力常任委員会を年末ぎりぎりまで開催すべきと主張し、委員会の各理事間で交渉している。しかし、与党は委員会を開く意思がないようだ。与党は、いわゆる新テロ対策法案の成立のみのために会期を延長したことが、ありありとわかる。
民主党が参議院に提出し、審議後可決して衆議院でも審議した「年金保険料流用禁止法案」や「農業者所得補償法案」も衆議院では採決しないで、そのまま宙ぶらりんの状態である。民主党が昨年春からずっと主張してきた消えた年金記録や防衛省の一連の不祥事も、まだまだ疑問が山盛り残ったままである。
会期を延長したものの、何もやりたがらない与党の対応には、強い憤りを感じる。参議院で民主党が第一党になっても、衆議院ではあまりにも大差をつけられており、衆議院の力が強い政治構造では、野党には限界がある。年が変われば国民も新たな気持ちになって、2007年のことを全て忘れてくれるとでも思っているのだろうか。民主党は、最後の最後まであきらめずに、与党に対して国会開催を求め続ける。
2007年12月20日
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