2月16日の衆院予算委員会での民主党永田議員の発言で永田町が混乱している。ホリエモンが武部自民党幹事長の次男に送金する指示をしたとされる電子メールの真偽を巡ってだ。テレビ、新聞の報道も過熱気味で、朝のワイドショーもトリノ・オリンピックの女子フィギュアとこの話題とで持ちきりである。
さて、最初に民主党の1人の国会議員として、今回の永田議員の行動をフォローしておきたい。それは、野党である以上、与党や政府の疑惑を追及する役割があるということだ。確かに、様々な情報はある。しかし、全ての情報の裏を取ることは、検察や警察でない以上不可能である。疑わしそうな情報で政府や与党を追求せざるをえないケースもある。疑わしいからと言う理由で全ての追求を止めれば、誰がチェックするのであろうか。橋本元総理に日歯連から1億円の献金があり、それを適正に処理していなかった事件があった。全て確証を得た証拠だけで追求するとなると、こうした複雑な事件をチェックすることができなくなってしまうことも認識して頂きたい。
今回は、電子メールの真偽に興味が集中しがちだが、電子メールは1つの疑わしい物証であり、本来は、ホリエモンと武部幹事長との関係を正すことが重要である。
ただ、100%の確証をもてない場合やただ1つしか証拠らしき物がない場合は、それなりの質問の仕方もあったろうにと残念に思う。党執行部との相談で、予算委員会で質問したことは間違いではなかったと思う。しかし、残念ながら、たった1つの証拠らしきもので、断定的に決めつけたことがいけなかった。インパクトは小さいかもしれないが、例えば「ある記者から信憑性が高いと思われる電子メールのコピーを入手した。これが事実でないことを、是非武部幹事長自身に証明して頂きたい」で留めておけば、疑惑は武部幹事長に残ったような気がする。後の祭りである。
メールの真偽について、ここで解説するつもりはない。ただ、若干私が懸念することは、多くの国会議員に共通する“マスメディア・ヒーロー症候群”である(女性の場合、ヒーローではなくヒロインであるが、わかりやすさの点からヒーローとしたことをご容赦頂きたい)。
つまり、国会議員は、「マスメディアに取り上げてもらいたい」、「目立ちたい」という意識が強い。テレビに映って有名になれば、選挙にも有利であるということもある。また、国会議員本人だけでなく、支援者も自分が応援する国会議員にはテレビに出演してもらいたいという気持ちが強い。私でさえも、「もっと目立った方が良い」とか「テレビにバンバン出て欲しい」と言われる。
さらに、テレビ局も新たなヒーローやヒロインを常に捜している。もっとも、局の場合、ヒーローを捜しているというよりも、視聴率が取れる“タレント”を捜しているといった方が正しいかもしれない。深夜番組で、お笑いタレントと大笑いしたり、歌を歌ったりする議員たちがいることからも私が申し上げることに納得していただけると思う。政治に関連した番組に出るのであれば理解もできるが、政治とは無関係のお笑い番組に出演して大はしゃぎする国会議員もいる。なんとも嘆かわしいことかと思う。政治家のプロであれば、政治の場で勝負して欲しいものである。
このように、国会議員、支援者、マスメディアの3者が一体となって、マスメディア・ヒーローを作り上げようとしているのだ。もちろん、国会議員自身が、しっかりしていれば、支援者もマスコミもマスメディア・ヒーロー症候群に巻き込まれることはない。ただ、国会議員は立場が弱い。目の前の支援者に強く言われると期待に応えようとしてしまう。「目立て」とか「テレビに出ろ」とかは言わないで欲しい。人情としては理解できるが、そこをなんとか抑えて欲しい。
誤解のないように付け加えておくが、最近の耐震構造偽装問題での馬淵議員や長妻議員のように、真剣に政治を考えて行動している国会議員が、テレビで発言し、国民の皆様に客観的事実を提供することは大いに歓迎されるべきことである。彼らは、決して面白おかしい話題は発言していない。
2月22日の日本経済新聞の『私の履歴書』で、プロゴルファーのジャック・ニクラウスは、「自分が『20世紀のゴルファー』に選ばれたのは、ゴルフの結果や成績ではなく、スポーツマンシップを極めたからだろう」と書いてあった。政治家も、成果を出すことは重要であるが、それよりも高邁な政治家精神(英語でstatesmanshipとでもいうのだろうか)を持ち続けることが大切である(ホンネ・コメントvo.045を参照)。
2006年02月23日
2006年02月17日
vol.050:中央省庁からの天下りの温床となっている外郭団体
民主党は、4点セット、すなわち、耐震構造偽装(姉歯・ヒューザー問題)、BSE(米国産輸入牛肉危険部位混入問題)、ライブドア証券取引法違反(ホリエモン事件)、そして、防衛施設庁の官製談合問題を中心に、今、衆院予算委員会に臨んでいる。
その4点の中から、17日、「金融・ライブドア問題について(ホリエモン事件関連)」の集中審議が行われている。報道でご存じの方もいらっしゃると思うが、民主党の永田議員が堀江前ライブドア社長のメール(昨年8月末に自民党武部幹事長のご子息に3千万円を振り込むことを指示したメール)を紹介し、そのメールの真偽をめぐって、民主党と自民党の激論が交わされている。この件は、国会審議を見届けて頂くとして、4点セットの4点目の話題に触れよう。
防衛施設庁の官製談合の背景には、天下りがあったことはご存じの通りである。官製談合の問題だけでなく、その裏にある天下りの問題も大きなテーマだ。16日、新聞各社が報じたように、天下りは全く改まっていない。昨年4月時点で、22,093人が中央省庁から公益法人、特殊法人、独立行政法人などの外郭団体へと天下っている。そして、その団体への国からの補助金は年間5兆5,400億円である。これは、衆議院民主党の要請に基づく予備的調査で判明した事実だ。
国家公務員法では、中央省庁を退職後2年間は、退職前のポストと関係の深い“営利企業”に再就職することは原則禁じられている。しかし、その就職禁止対象は営利企業に限定されており、公益法人や特殊法人等は規制対象外である。
民主党は、この規制対象に公益法人や特殊法人を含めるとともに、天下り禁止期間を退職後2年から5年へと延長する「天下り規制法」を参議院に提出している。民主党は過去国会に同法案を提出した実績があるが、政府・与党は審議にも応じないまま、廃案にされてきた。民主党の要請に基づいた今回の予備的調査の結果をもとに、この民主党案の成立に向けて戦っていく。
ただ、自民党の安倍官房長官は、天下りはしっかり監視すべきとしながらも、「国家公務員にも職業選択の自由」があるとして、規制に対しては後ろ向きである。あれだけ、行政改革に積極的な発言をする小泉総理だが、官僚の天下りには何故か甘い。もっとも改革に積極的なのはパフォーマンスであって、本音は消極姿勢であろう。道路公団を民営化しても、結局予定の道路は税金を投入して全て欠けることなく造ることを見れば、小泉総理の改革がパフォーマンスであることは、誰の目にも明らかである。
天下りの問題は、単に規制を強化するだけでは解決には至らない。国家公務員を取りまく様々な制度や環境を改革しなければならないのだ。それは、例えば、中央集権構造から地域主権への転換であるし、早期勧奨退職の制度の廃止等である。なかなか目標到達までの道は長いが、必ず到達できるし、到達しなければならない。
その4点の中から、17日、「金融・ライブドア問題について(ホリエモン事件関連)」の集中審議が行われている。報道でご存じの方もいらっしゃると思うが、民主党の永田議員が堀江前ライブドア社長のメール(昨年8月末に自民党武部幹事長のご子息に3千万円を振り込むことを指示したメール)を紹介し、そのメールの真偽をめぐって、民主党と自民党の激論が交わされている。この件は、国会審議を見届けて頂くとして、4点セットの4点目の話題に触れよう。
防衛施設庁の官製談合の背景には、天下りがあったことはご存じの通りである。官製談合の問題だけでなく、その裏にある天下りの問題も大きなテーマだ。16日、新聞各社が報じたように、天下りは全く改まっていない。昨年4月時点で、22,093人が中央省庁から公益法人、特殊法人、独立行政法人などの外郭団体へと天下っている。そして、その団体への国からの補助金は年間5兆5,400億円である。これは、衆議院民主党の要請に基づく予備的調査で判明した事実だ。
国家公務員法では、中央省庁を退職後2年間は、退職前のポストと関係の深い“営利企業”に再就職することは原則禁じられている。しかし、その就職禁止対象は営利企業に限定されており、公益法人や特殊法人等は規制対象外である。
民主党は、この規制対象に公益法人や特殊法人を含めるとともに、天下り禁止期間を退職後2年から5年へと延長する「天下り規制法」を参議院に提出している。民主党は過去国会に同法案を提出した実績があるが、政府・与党は審議にも応じないまま、廃案にされてきた。民主党の要請に基づいた今回の予備的調査の結果をもとに、この民主党案の成立に向けて戦っていく。
ただ、自民党の安倍官房長官は、天下りはしっかり監視すべきとしながらも、「国家公務員にも職業選択の自由」があるとして、規制に対しては後ろ向きである。あれだけ、行政改革に積極的な発言をする小泉総理だが、官僚の天下りには何故か甘い。もっとも改革に積極的なのはパフォーマンスであって、本音は消極姿勢であろう。道路公団を民営化しても、結局予定の道路は税金を投入して全て欠けることなく造ることを見れば、小泉総理の改革がパフォーマンスであることは、誰の目にも明らかである。
天下りの問題は、単に規制を強化するだけでは解決には至らない。国家公務員を取りまく様々な制度や環境を改革しなければならないのだ。それは、例えば、中央集権構造から地域主権への転換であるし、早期勧奨退職の制度の廃止等である。なかなか目標到達までの道は長いが、必ず到達できるし、到達しなければならない。
2006年02月09日
vol.049:今上天皇は第125代
2月11日は、建国記念の日である。いきなり余計なことだが、建国記念日ではなく、「建国記念の日」と建国記念と日の間に“の”が入る。
さて、私はその建国記念の日に関して1つ思い出がある。今から31年前。私が18歳の時のこと。大学入試問題にこんな問題が出た。「2月11日は建国記念の日ですが、何故、この日が建国記念の日として制定されたのですか。15字以内で答えなさい」という問題だ(出題の文章は正確ではないかもしれないが、こんな感じだった15字以内で答えよという部分ははっきり覚えている)。「神武天皇が即位された紀元節」と私は答案用紙に書いた。入試後の模範解答をみると、これで正しかったようだ。
神武天皇というと、初代天皇である。現在の『今上天皇』は第125代である。小泉総理は、この通常国会に皇室典範の改正案を提出して、女性天皇のみならず女系天皇の即位を認める改正案の成立をめざすと言っていた。ところが、秋篠宮妃紀子様がご懐妊の兆候が見られるという宮内庁の発表を受け、また、自民党内に賛否両論があるという事情もあって、小泉総理の発言は今通常国会での提出を見送るトーンに変わった。
そもそも、2千年余の間続いてきた男系による継承が繰り返されてきた不易の伝統を、30時間弱の10名の有識者会議(有識者と言っても、この道の専門家ではない)の結果を前提に、皇室典範を改正するという安易な行為を認めることはできない。
もちろん、国民それぞれの主義、思想、歴史観はあって良いし、考え方が違っても仕方がない。しかし、十分な知識もないままに、安易に決めてしまってはいけないと私は思っている。信じられないことだが、国会議員の中に、女性天皇と女系天皇の区別が明確でない方もいる(1月下旬、私が質問したら、『えっ、違うの?』と驚いていたから、おそらくご存じなかったであろう)。生物学的な見地からも、Y染色体が継承されないことを問題視する方もいる(詳細説明すると、長くなるので説明は省く)。
今上天皇がお元気で、かつ皇太子殿下、秋篠宮殿下と男系男子がいらっしゃる中で、慌てて決めなくても良いという意見が大勢だ。一方で、そのときに決めると大いにもめるから今の段階で決める方が良いという意見もある。しかし、少なくとも今年中に決めてしまう必然性はない。この議論は確かに平成9年頃から少しずつ始まっていたようだが、今回ほど国民の関心が高まったことはなかった。折角関心が高まったのであるから、議論を中断するのではなく、あと数年、継続して議論してからでも遅くはない。感情に流されることなく、過去の歴史を踏まえて、未来に向けた現実的な対応を考えていくべきである。
さて、私はその建国記念の日に関して1つ思い出がある。今から31年前。私が18歳の時のこと。大学入試問題にこんな問題が出た。「2月11日は建国記念の日ですが、何故、この日が建国記念の日として制定されたのですか。15字以内で答えなさい」という問題だ(出題の文章は正確ではないかもしれないが、こんな感じだった15字以内で答えよという部分ははっきり覚えている)。「神武天皇が即位された紀元節」と私は答案用紙に書いた。入試後の模範解答をみると、これで正しかったようだ。
神武天皇というと、初代天皇である。現在の『今上天皇』は第125代である。小泉総理は、この通常国会に皇室典範の改正案を提出して、女性天皇のみならず女系天皇の即位を認める改正案の成立をめざすと言っていた。ところが、秋篠宮妃紀子様がご懐妊の兆候が見られるという宮内庁の発表を受け、また、自民党内に賛否両論があるという事情もあって、小泉総理の発言は今通常国会での提出を見送るトーンに変わった。
そもそも、2千年余の間続いてきた男系による継承が繰り返されてきた不易の伝統を、30時間弱の10名の有識者会議(有識者と言っても、この道の専門家ではない)の結果を前提に、皇室典範を改正するという安易な行為を認めることはできない。
もちろん、国民それぞれの主義、思想、歴史観はあって良いし、考え方が違っても仕方がない。しかし、十分な知識もないままに、安易に決めてしまってはいけないと私は思っている。信じられないことだが、国会議員の中に、女性天皇と女系天皇の区別が明確でない方もいる(1月下旬、私が質問したら、『えっ、違うの?』と驚いていたから、おそらくご存じなかったであろう)。生物学的な見地からも、Y染色体が継承されないことを問題視する方もいる(詳細説明すると、長くなるので説明は省く)。
今上天皇がお元気で、かつ皇太子殿下、秋篠宮殿下と男系男子がいらっしゃる中で、慌てて決めなくても良いという意見が大勢だ。一方で、そのときに決めると大いにもめるから今の段階で決める方が良いという意見もある。しかし、少なくとも今年中に決めてしまう必然性はない。この議論は確かに平成9年頃から少しずつ始まっていたようだが、今回ほど国民の関心が高まったことはなかった。折角関心が高まったのであるから、議論を中断するのではなく、あと数年、継続して議論してからでも遅くはない。感情に流されることなく、過去の歴史を踏まえて、未来に向けた現実的な対応を考えていくべきである。
2006年02月02日
vol.048:政治家はやはり官僚には勝てない?!
月日が経つのは速いもので、今年に入ってもう1ヶ月が過ぎた。昨日も今日も朝8時から部会と調査会が開催されたため、朝6時起き。つい先日までは朝6時は真っ暗だったが、このところ日が昇るのが早くなったことを実感している。今頃は、1年で最も寒い時期なのだろうが、2月になると、何となく春が近づいてきたような感じがする。
1月20日に通常国会が始まり、私たち民主党にも春の訪れが感じられるようになった。昨年の9月の総選挙以降、お寒かった民主党にも春がやってきたようだ。自民党の失態がその原因かもしれないが、民主党国会議員の力で、その自民党の闇が再び表に現れ始めた。
耐震偽装、ホリエモン、米国産輸入牛肉,防衛施設庁の官製談合と次から次へと問題が噴出している。「犯罪の影に女あり」と言われるが、今や「犯罪の影に自民あり」とでも言っても良いほど、これらの問題に自民党の政治家が関わっている。政治家とは、悪いことをする人というイメージをまた与えてしまう。迷惑千万だ。
先日、久しぶりに映画を観た。三谷幸喜さん監督の「THE有頂天ホテル」という映画だ。その中に、佐藤浩市さん扮する国会議員がいる。清廉潔白で売っていたこの国会議員は、実は金まみれで悪徳議員だという設定である。コメディの中でさえも、国会議員は悪者である。本当に真面目な政治家もいるのに残念だ。もっとも、映画は娯楽であるが故に、笑って済ますことはできる。だが、現実の世界では笑って済ませることはできない。現実の国会では、問題になっている4つの案件について、政治家の責任を追及することが必要である。
ところで、これだけ官僚が談合とか天下りで利益を受けていることが問題になっているのに、官僚のイメージを悪くするドラマや映画はあるのだろうか。織田裕司主演の「県庁の星」という映画(原作は小説)もまもなく上映されるようだ。しかし、結局、県庁職員の彼は、最後はヒーローで終わるらしい。
現実の世界では、中央官僚も地方官僚も、自分たちがいなければ何もできないと思っている。その意識を改めさせなければ、官僚主権は残る。そろそろ、政治家も国民の皆さんも、お上に頼る癖を改めていかなければならない。自分たちが変わらなければ、日本は変わらない。
1月20日に通常国会が始まり、私たち民主党にも春の訪れが感じられるようになった。昨年の9月の総選挙以降、お寒かった民主党にも春がやってきたようだ。自民党の失態がその原因かもしれないが、民主党国会議員の力で、その自民党の闇が再び表に現れ始めた。
耐震偽装、ホリエモン、米国産輸入牛肉,防衛施設庁の官製談合と次から次へと問題が噴出している。「犯罪の影に女あり」と言われるが、今や「犯罪の影に自民あり」とでも言っても良いほど、これらの問題に自民党の政治家が関わっている。政治家とは、悪いことをする人というイメージをまた与えてしまう。迷惑千万だ。
先日、久しぶりに映画を観た。三谷幸喜さん監督の「THE有頂天ホテル」という映画だ。その中に、佐藤浩市さん扮する国会議員がいる。清廉潔白で売っていたこの国会議員は、実は金まみれで悪徳議員だという設定である。コメディの中でさえも、国会議員は悪者である。本当に真面目な政治家もいるのに残念だ。もっとも、映画は娯楽であるが故に、笑って済ますことはできる。だが、現実の世界では笑って済ませることはできない。現実の国会では、問題になっている4つの案件について、政治家の責任を追及することが必要である。
ところで、これだけ官僚が談合とか天下りで利益を受けていることが問題になっているのに、官僚のイメージを悪くするドラマや映画はあるのだろうか。織田裕司主演の「県庁の星」という映画(原作は小説)もまもなく上映されるようだ。しかし、結局、県庁職員の彼は、最後はヒーローで終わるらしい。
現実の世界では、中央官僚も地方官僚も、自分たちがいなければ何もできないと思っている。その意識を改めさせなければ、官僚主権は残る。そろそろ、政治家も国民の皆さんも、お上に頼る癖を改めていかなければならない。自分たちが変わらなければ、日本は変わらない。
2006年01月24日
vol.047:書類の山を切り崩して考えたこと
昨年12月20日以降、約1ヶ月弱の間、国会事務所を留守にした。私を迎えてくれたのは書類の山だった。要請書、様々なテーマの調査報告書、予算関連資料、アンケート(議員の回答を求めるアンケート)、集会のお知らせなどなど。
正直言って、資料の中には私の専門外のものもあるし、関心のないものもある。国会議員と言え、普通の人間である。出来るだけ、広い分野のことを知る努力はするものの、世の中に数多(あまた)あるテーマ全てに関心を寄せることはできない。
私も議員になり立ての1年半前は、届く資料を可能な限り全てチェックしていた。そんなことをすると、資料を手に取るだけで1日が終わってしまう。1日で終われば良い。本会議や委員会が開催されて、事務所にいないことが多ければ、資料を手にとることさえ翌日になる。そこで、私は自分の委員会のテーマと関心あるテーマに絞り込むようにした。秘書に第一次の絞り込みをやってもらい、次に自分で絞り込む。それでも、相当の資料が残るため、時間を作ってできるだけ目を通すようにしているが、割り切りが大切だ。
最も困るのがアンケートだ。事務的なアンケートであれば良いが、政策に関しての私の考えを問うアンケートがある。正直、全く関心と知識がないテーマもある。また、関心はあっても、さほど知識を持っていないテーマもある。国会議員の意見は影響力が少なからずある。それ故、安易には答えられない。安易に回答してしまう国会議員もいるようだが、政治家の言葉は重いことを自覚しなければいけないと思っている。自分の言葉に責任を持たなければいけない。そのため、答えることを躊躇するケースも多くなる。
こんな作業を繰り返しながら、貯まった書類の山を切り崩している。やっと、本日切り崩しに成功した。今のところ、残った書類は1桁になった。あと少しの努力だ。でも、週末を過ぎるとまた貯まる。目を通さないテーマを思い切ってもっと増やさないといけないかもしれない。
あるマーケティング学者が言っていた。マーケティングとは、狙うべきターゲット決めることではなく、狙わないターゲットを決めることだと。つまり、やることを絞るのではなく、何をやらないかを決めることだとか。しかし、書類の整理に関しては、手をつけないテーマの方が圧倒的に関心を持って取り組むテーマよりも多いはずである。ということは、やっぱり何をやるかを決めた方が、てっとり早いような気がする。
正直言って、資料の中には私の専門外のものもあるし、関心のないものもある。国会議員と言え、普通の人間である。出来るだけ、広い分野のことを知る努力はするものの、世の中に数多(あまた)あるテーマ全てに関心を寄せることはできない。
私も議員になり立ての1年半前は、届く資料を可能な限り全てチェックしていた。そんなことをすると、資料を手に取るだけで1日が終わってしまう。1日で終われば良い。本会議や委員会が開催されて、事務所にいないことが多ければ、資料を手にとることさえ翌日になる。そこで、私は自分の委員会のテーマと関心あるテーマに絞り込むようにした。秘書に第一次の絞り込みをやってもらい、次に自分で絞り込む。それでも、相当の資料が残るため、時間を作ってできるだけ目を通すようにしているが、割り切りが大切だ。
最も困るのがアンケートだ。事務的なアンケートであれば良いが、政策に関しての私の考えを問うアンケートがある。正直、全く関心と知識がないテーマもある。また、関心はあっても、さほど知識を持っていないテーマもある。国会議員の意見は影響力が少なからずある。それ故、安易には答えられない。安易に回答してしまう国会議員もいるようだが、政治家の言葉は重いことを自覚しなければいけないと思っている。自分の言葉に責任を持たなければいけない。そのため、答えることを躊躇するケースも多くなる。
こんな作業を繰り返しながら、貯まった書類の山を切り崩している。やっと、本日切り崩しに成功した。今のところ、残った書類は1桁になった。あと少しの努力だ。でも、週末を過ぎるとまた貯まる。目を通さないテーマを思い切ってもっと増やさないといけないかもしれない。
あるマーケティング学者が言っていた。マーケティングとは、狙うべきターゲット決めることではなく、狙わないターゲットを決めることだと。つまり、やることを絞るのではなく、何をやらないかを決めることだとか。しかし、書類の整理に関しては、手をつけないテーマの方が圧倒的に関心を持って取り組むテーマよりも多いはずである。ということは、やっぱり何をやるかを決めた方が、てっとり早いような気がする。
