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2013年02月27日

ICAPP議長とイエメン研修団との面談・交流 2013年2月27日(水)

 まずは昨日(2月26日)の11時からのこと。約1時間、党本部でアジア政党会議(The International Conference of Asia Political Parties ― ICAPP)の共同議長である韓国のチョンウィヨン議員と面談した。アジア政党会議は2000年に設立され、60ヶ国が参加し、うち選挙で議員が選ばれている51ヶ国、700の政党が参加している団体である。うち22ヶ国が常任委員会メンバーとなっており、日本では民主党と自由民主党が常任委員会に属している。今年度は民主党の国際局長という立場から私が常任委員となる。4月にベトナム、11月にトルコで常任委員会が開催される予定となっており、共同議長から是非とも常任委員会へ出席するように要請を受けた。その他、いくつかの要請を受けたが、与党自民党とも相談しながら、アジアにおける日本のポジションを確保、拡大していくために何ができるかを考えて対応していくことになる。

 次に同日の14時から15時までの1時間、中東のイエメンからODA事業として日本に研修に来られている政府の方々12名と意見交換をした。意見交換といっても民主化の度合いが違うので、専ら先方からの質問に私たちが答えるという形で進んだ。
 イエメンといっても名前は聞いたことがあるが、どんな国かピンと来ない方もいると思う。早速地球儀か地図帳で場所を確かめて欲しい。イエメンは、サウジアラビアの南に位置するが、サウジとは異なり、石油などの地下資源にも恵まれずアラブ諸国の中の最貧国と言われている。ソマリア沖の海賊が国際的問題になっているが、そのソマリアの対岸に位置する国である。チュニジアのジャスミン革命の影響を受けて2011年には反政府デモが発生し、その結果およそ30年続いたサーレハ大統領政権から2011年末にハーディ大統領による暫定政権へと移行した。ただ、治安面でおおいに問題があり、現在も退避勧告が出されたままである。そのような状況の中で、日本は約3,460万ドルを国際機関を通して支援している。
 意見交換には私と国際局副局長の大野元裕参議院議員が出席した。大野議員は、アラブ首長国連邦、カタール、ヨルダン、シリア等の日本大使館に専門調査員として勤務し、中東調査会上席研究員を経て参議院議員に2010年に当選した中東の専門家であり、アラビア語を自由に操る。大野議員に聞くと、アラビア語といっても22ヶ国語あり、かなり訛りというか方言が強く、大野議員といえども言葉がわかりやすい国とわかりにくい国があるようだ。

 と、まあ、海外諸国との面談や交流が以前と比べ頻繁になってきた。刺激になってたいへん楽しい。
posted by 藤本祐司事務所 at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのショートトーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月15日

Vol.152 時代遅れな人と思われないように・・・

 民主党が以前より積極的に推進してきたことだが、インターネット選挙に向けて各党もその気になってきたようだ。私もインターネット選挙は進める価値があるとおおいに考えている一人である。ただ、全体としてみると、何をいつ発信するかというよりも、「SNSに無頓着な政党や各議員は単に時代から取り残されている」という風に思われてしまうという恐れから「インターネット選挙に賛成!」と発しているような印象もある。有権者の利便性や有権者の政治参加を高めるという意味ではなく、私がどのように思われるかを中心に考えている人もいるような印象である。

 さて、私もツイッターを再スタートさせた。1月末まではスマホを利用していたのだが、歳とともに老眼が進み、小さい字や特に暗いところでは字が読めなくなっていた。スマホでは字を大きくできるとはいうものの、字は大きくなっても画面が大きくなるわけではない。そのため、字が大きくなればなるほど文章全体がかえってわかりづらくなる。大いにストレスだった。字を読んだり打ったりするのが億劫になり、つい使うのが面倒になってしまった。
 人は文章を一字一字読むわけではない。例えば「関東地方、本日夕刻積雪の可能性」という見出しがあったとしよう。その時人は「関・東・地・方、本・日・夕・刻・・・・」と一字一字読むのではなく、「関東地方、本日夕刻積雪の可能性」という文を一瞬で一気に読むだろう。個人差はあるものの、複数の字をいっぺんに読む、あるいは速読が得意の方は2〜3行一目で読んでしまう。つまり、スマホで字が大きくできたとしても全体像はわからなくなるため、決して読みやすくはならないのである。
 そこで、私は携帯電話と小型タブレットの2台を持つことにした。携帯電話では通話(電話とショートメール)、タブレットで通信(電子メールとインターネット等)。字が読みにくいというストレスは大きく改善された。そこで、ツイッターだけでもまず再スタートさせたのである。 
 しかし、携帯電話を購入する際、機種の選択肢は全くなかったのには往生した。パンフレットに載っていても在庫がない。子ども用と高齢者用と成人用の3機種くらいしか選択肢がない。販売店に聞いたら、今でも携帯電話の需要はかなり高いとのこと。では、なぜ作らないのだろうか。携帯、スマホ、タブレット、PCと色々対応すると開発コストがかかる割に利益を生まないということなのだろうか。それとも単純に通信料で儲けようとする通信大手の陰謀だろうか。それとも使いもしないのに時代遅れと思われないためにスマホに切り替える横並び主義の消費者が悪いのだろうか。
 えっ、待てよ。「時代遅れだと思われないためにインターネット選挙に賛成」と言うのと、「使いもしないのにスマホに持ち替える」のと何が違うのだろうか(2013年2月15日、藤本祐司55歳最後の日)。
posted by 藤本祐司事務所 at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのホンネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月04日

常会中の私の役割 2013年2月4日

 今年になって初めてのブログ更新。いやはや2か月近くご無沙汰してしまい、申し訳なく思っている。どうにも筆が進まず、とうとう立春を迎えてしまった。面目ない。
 
 通常国会が1月28日から始まった。通常国会の会期は150日。よって会期末は6月26日となる。今年は参議院議員の改選年に当たり、7月には参議院議員選挙が行われる。そのため、おそらく国会の会期延長はない(もしくは、あっても極短期間)だろう。もはや、私も昨年末の民主党大敗からのショックにいつまでも下を向いてばかりはいられない。私としては、静岡県民のみなさんから選ばれたという自覚をもって国会に臨まなければいけないと自らに言い聞かせている。この通常国会は、まずは補正予算、その後に平成25年度予算の審査と続く。暫定予算を組む必要も出てこよう。5月の連休前後までの間は、予算委員会を中心に与野党の議論となる。

 さて、私のこの通常国会(秋の臨時国会開催まで)の役割は以下の通りである。
常任委員会は内閣委員会(委員)と行政監視委員会(筆頭理事)、特別委員会は東日本大震災復興特別委員会(委員)、そして憲法審査会(次席幹事)である。
党の役職は、国際局長として総務委員会委員長代理に就く。また、再び倫理委員会委員にも復帰した。国際局長の主な仕事は、海外からの要人の民主党への訪問の段取りや面談者の決定、面談の際の同席、さらには米国をはじめ中国、ロシア、韓国を中心とした政党間交流の企画や運営を担う。外国の在日大使館との交流も重要な仕事の一部である。私たち民主党が与党の時は、外交は専ら政府が中心だったが、野党では政党同士の交流が主となるようだ。さっそく、今週は2月4日にロシア(統一ロシア)、5日に台湾(民進党)、8日にドイツ(財政・金融委員会副委員長)から表見訪問と意見交換の要請がある。先方から特定の面会相手の要請がなければ、国際局長である私が対応しなければならない。各国の状況やわが国との関係を知ってから面談するため、事前の勉強が結構たいへんだ。良い勉強になるだろうと期待している。

追々、党や国会での活動をできる限り紹介していきたいと思っている。というわけで、早いもので節分が過ぎ、2月に入り、今年も残すところあと11か月を切りましたが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
posted by 藤本祐司事務所 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのショートトーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月03日

官邸訪問 2012年12月3日

 副大臣としての私の業務の約9割が岡田副総理の業務である。行政刷新、行政改革、社会保障と税の一体改革、公務員制度改革など。副総理はたいへん合理的な考えの持ち主。私も合理的な考え方で仕事を進めるから、その点は副総理と合っているのかもしれない。岡田副総理が内閣府などの官僚(事務方)から説明を聞いたり指示をしたりする時、私はほぼ毎回同席をする。そのため、たびたび官邸の副総理室に行くことになる。私の事務所は合同庁舎4号館といって官邸とは別の建物にあるため、外から官邸に入ることになる。
 官邸に入ると、マスコミの記者たちが駆け寄ってきて、「どちらに行かれますか」「どんな用件ですか」と聞いてくる。「副総理」「打合せ」と答えてエレベーターに乗り込むのが常だった。ところが、一日に数回(多いときは一日5回)、ほぼ毎日、副総理室に行くので、副大臣就任後1カ月ほど経ったところでマスコミは、「いつものところですか」と聞くようになり、何の用件かをきかなくなった。さらに最近では遠目で私がエレベーターに乗り込むのを確認するだけで駆け寄ってこなくなった。
 某テレビ局の記者が言った。「藤本さんが官邸の住人以外で官邸に入る回数は圧倒的に多いです。」と。ちなみに官邸の住人とは、総理、副総理、官房長官、官房副長官と首相補佐官のことを指す。
 
 明日12月4日から総選挙が始まる。副総理も全国行脚をすることになるだろう。そうなると、私は留守番要員になる。衆院が解散になっても内閣や政府は動いているし、危機管理のために政務3役の誰かは東京に残っていなければならないからだ。副総理が地方に出掛けていったら、官僚からの説明に同席することもなくなる。そんな時は、やはり官邸の留守番要員の同期の芝博一官房副長官の部屋に時々顔を出すことにしようかなと考えている。
posted by 藤本祐司事務所 at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのショートトーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新仕分けのお話

 3年前、民主党政権になって注目されたのが「事業仕分け」だった。平成21年11月には国が行う449事業について、翌年4〜5月には独立行政法人や公益法人が行う233事業、さらには同年10〜11月には特別会計と国の事業を対象として112事業を取り上げた。その結果、平成22〜23年度予算として1.3兆円の歳出削減と2.4兆円の歳入を確保した。

 今年も11月16日〜18日の3日間、「新仕分け」を実施した。行政刷新担当大臣の岡田克也副総理は今回の仕分けでは一般傍聴者を会場に入れずに内閣府内の会議室で実施した。これまでが、庁舎外の会場を使用して一般傍聴人にも会場内に入ってもらって行ったのとは、若干スタイルが違った。ただ、仕分けは外部性と公開性を特徴としているため、これまで通り外部の有識者(専門家)に議論に参加してもらった。また、マスコミにはフルオープン、しかもインターネットで中継し、人気ブロガー3名に参加してもらい、広くツィッターを集め、直接の疑問にも答える形式で行った。これまでとは少しやり方を変えたので、今回の仕分けを“新”仕分けと呼んだ。私は行政刷新担当の副大臣として事前の勉強会やヒアリング、現地視察などを行い、当日の仕分けにとりまとめ役として参加した。 
 新仕分け初日は衆議院が解散した16日。参議院では委員会や本会議が開かれたため、新仕分けを日程通りこなせるかどうか心配だったが、衆参で日程がずれたため、なんとか予定通りに実施できた。
 仕分け1日目は復興予算に関連する事業を取り上げた。法律的には問題なくても、事業を一般会計ではなく復興特別会計で行う必然性(東日本大震災からの教訓を踏まえて緊急性と即効性がある事業かどうか)について議論した。2日目は生活保護と日本再生戦略に位置付けられているライフ(医療)関連の事業を議論した。3日目は、やはり日本再生戦略の柱であるグリーン(エネルギー関連)と農林漁業関連事業を対象とした。
 
 会場に用意された4つのモニターにはインターネットを通じてツィッターのコメントが次々に流れていた。ただ、モニターに流れるコメントを読み始めると次々に流れていくコメントが気になって議論に集中できない。そのため、自分が取りまとめ役となる時はモニターを見ずに議論に集中し、取りまとめ役でないときはだけモニター画面とにらめっこ。コメントは静止していない。絶えず右から左、あるいは上から下へと文字が動く。すごく目が疲れた。肩も凝る。議論も高度、専門的なので、頭も疲れる。もう少しで知恵熱が出るところだった。ネットを通じて終日議論に参加された方もいらしたようだが、その方々もさぞや疲れたに違いない。
 仕分けの最後にネット中継の閲覧者にアンケートを行った。その結果、約8割の方が今回の仕分けは意義があると評価してくれた。中には「自民党政権になったら止めちゃうんだろうね。」というコメントもあった。ちなみに、ネット視聴者は約延べ40万人、ツィート数約1万件だった。
 ただ、中には仕分けと全く関係のないコメントも数多くあったのは残念でもあったが、仕方がない部分でもある。例えば、役所の説明者の話し方や容姿・容貌に関するコメントや、ツィッター同士で岡田副総理や役所の陪席者が「寝てる」「寝てない」と論争を始めるとか、発言者席の後ろに映る岡田副総理のSPさんが「強そ〜」だとか、カメラに映った女性が可愛いとか、全く仕分けに関係のないコメントも数多くあった。仕分けの最後のセッションの時、「あっ笑点終わっちゃった」というコメントが流れて、私は「そうか。今日は日曜だったんだ」と気づいたりもした。

 仕分けは実施して良かったと思っている。ツィッターのコメントにもあったが、総選挙後、どのような政権の枠組みになっても同様の取り組みは続けるべきだと思う。選挙だけでなく、国民が政治に参加する仕組みを作ることは大切だと思う。テレビ(NHK)を通してスキャンダルを追及するだけの予算委員会を観るよりも、仕分けで実質的議論を聞く方がよほど政治を身近に感じる方法だと思う。残念だったのは、仕分けに関するマスコミの報道が少なかったことだ。マスコミは仕分けにもう飽きてしまったのだろうか。大事な政策論議を報道せずに、どうでも良い政局ばかりに注目するマスコミには批判も大きいことを自覚すべきであろう。こんなことでは、今後の情報社会ではテレビや新聞等のマスコミは、確実にネットにその地位を奪われてしまうだろう。(2012年12月3日)
posted by 藤本祐司事務所 at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ::: 藤本ゆうじのホンネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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